図書館あれこれ(Q&A)
「蔵書点検」って何?
蔵書点検とは、
(1)図書館が所蔵していると認識している資料をきちんと所在しているか
(2)正しい配架場所に配架されているか
(3)汚損・破損している図書や、内容が古すぎて蔵書とするにはふさわしくない図書がないか
など、図書館の蔵書の現況を確かめるだけでなく、図書館の蔵書構成がそれぞれの館の皆さんにとって適切であるかを再確認する大変重要な作業です。
本学図書館では、設立から毎年学生の皆さんの夏休みを利用して4キャンパスある図書館のすべての資料の所在を図書館職員全員で手分けして1冊ずつ点検し、図書館システムのデータと照合しています。
「本学蔵書検索」の検索結果に表示される「レビュー」は誰がどうやって推薦しているの?
歯学部の各教室・講座・科、医療保健学部の各学科から選出された図書資料選択委員の先生方が実際に対象の資料を見て、内容(知的関心・独創性・図解度・トピック性・客観性・簡潔性・情報多様性)や、形式(目次・用語解説・参考文献・索引)などから、所蔵の要・不要を評価し、どのキャンパスの利用者に最適かを図書資料選択委員会で決定しています。
資料を見る際、資料ごとに利用してほしい対象者や、どんなときの利用に即すか、利用の目的、利用方法などについて書いていただいており、図書館では「推薦コメント」と呼んでいます。
この先生方の推薦コメントを「本学蔵書検索」では「レビュー」として表示しています。
また、学生の皆さんに読んでほしい本を推薦してくださった先生の推薦文も表示しています。
「本学蔵書検索」の検索結果に出てくる「請求記号」って何?
分類・著者記号・著作番号の3つから成る、資料の住所となる記号のことです。
図書館の資料は請求記号順に並んでいるので、「請求記号」はとても大切です。
実際に資料を探しに行く際は、利用したい「所蔵館」の「配置場所」をクリックすると表示される「配架マップ」で館内のおおよその場所を確認し、「請求記号」をメモして書架に行くと資料を見つけやすいです。
Webから取寄せ申込みをしようとしたら、ポップアップ表示が出て先に進めない!
左メニュー「Myページ」の各項目や「本学蔵書検索」画面の検索結果に表示される「予約・取寄せ」など、Webサービスを利用する際に、ポップアップブロックが表示され、画面がそれ以上進まない場合があります。
表示が出た際は、こちらの手順を参照して「ポップアップを許可」してください。
シラバスの最後に載っている「学生参考図書」って何?
教科書や参考図書以外でさらに広く・深く、またはその科目が苦手な人が基礎から学習できるように各講義科目を担当されている先生方に選定していただいた資料を「学生参考図書」と呼び、館内で専用のコーナーを作って学年ごとの科目順に展示しています。科目を理解するために是非有効に活用してください。
※学生参考図書と同じ分野の資料を探したいときは、「請求記号」1 段目の「分類記号」をメモして書架に探しに行きましょう。